もやもや病の患者と家族の会『略称 もやの会』


本部事務局 〒563−0032
大阪府池田市石橋2−13−28 メゾンジョイ108
TEL/FAX  072−761−8825
中部ブロック
(愛知県・岐阜県)
  会員数 89世帯
 (愛知県75世帯 岐阜県14世帯)
岐阜県難病連
担当世話人
  森瀬  正子 
   TEL/FAX  058−245−7317
愛知県難病連
担当世話人
  奥田 洋子
   TEL/FAX  052−895−4907

*もやもや病ってどんな病気?
 もやもや病とは原因不明で進行性の脳血管の病気です。脳底部で脳に酸素や栄養を運ぶ大事な動脈が徐々に狭窄または閉塞し血流を補うために細く弱い血管が発達していきます。この血管により、かろうじて血流を保っている状態です。もや血管と呼ばれるこの血管が脳血管造影検査などでたばこの煙が“もやもや”としているように写る事からこの名前がつきました。
難病(特定疾患)に指定されています。

 発症は幼児(5〜10才)と成人(30〜40才)で発症するという二つのピークがあり、最近は人間ドックなどで見つかることもあります。
幼児は一過性脳虚血発作で発症することが多いと言われていますが、痙攣発作で発症する場合もあります。成人は脳梗塞、脳出血で発症する傾向がみられます。症状はしびれ、手足の力が抜ける、ろれつが回らないなど一過性脳虚血発作や頭痛などの軽いものから大きく後遺症が残る脳梗塞、死に至る脳出血まで様々です。日常生活に支障のない方から寝たきりになってしまう方まで千差万別です。
身体的な障害だけでなく発達障害や高次脳機能障害を抱かえてしまう場合もあります。

治療は原因不明のため確立されていませんが、最近では積極的に外科的治療が多く行われています。早期に血行再建術を行うことで症状が改善され予後も改善することが分かってきました。
大事な病気のサインを見逃さず早期発見、早期検査、早期治療を心がけたいものです。

*『もやの会』の活動について

 1983年2月6日関西の患者、家族の呼びかけで『もやの会』ができました。
発足当初は子供の患者がほとんどでしたので、会の名称も『もやもや病の子をもつ親の会』でした。その後、成人の患者の入会も増え、1988年4月より現在の名称となりました。
 現在は本部事務局(大阪)を中心に北海道から沖縄まで全国12ブロックにわかれて、それぞれの地域ごとに活動をしています。
 患者と家族の交流をとても大事にしています。
専門家による医療講演会・医療相談会を開催して、多くの不安や悩み心配事の解決に取り組んでいます。
年に2〜3回代表世話人集会が開催され情報交換をしています。会報も年4回発行されています。
また、他の難病団体とも情報交換をしています。

・2021年度のもやの会総会がオンライン(ZOOM)を 利用して開催され全国から参加されました。
総会後、グループに分かれて交流会をしました。
全国の方とお話することができました。
オンライン環境さえあれば何処からでも参加することができ ます。とても素晴らしいことだと思います。
 
  
*中部ブロックの活動は・・・
 ・年2回ほど、専門の先生をお招きして医療講演会・医療相談会を開催しています。
 相談会では専門の先生が丁寧に答えてくださいます。
 ・不定期ですが中部ブロックだよりを発行して情報を発信しています。
   
 
・交流会も開催して会員同士の親睦をはかり、情報交換をしています。
 写真は2019年のランチ交流会の様子です。 
・昨年度2020年はコロナ禍で残念ながら医療講演会・医療相談会・交流会は全て中止になってしまいました。
2021年度はオンライン(ZOOM)を利用して医療講演会・医療相談会を開催いたします。

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